あっぷるてぃー
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じゅうじどー なぎと

Author:じゅうじどー なぎと
誕生日:1月
血液型:O型
出身地:九州
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妖幻館 第五話 後悔

「今日は妖幻館の管理人の漆黒様はとある場所まで仕入れで留守ですから代理の私が勤めさせて貰います。私の名前は闇姫。以後宜しくお願いしますの。漆黒様が扱うのは『物』ですけど私は『動物』を取り扱っておりますわ。」
…コンコンッ…
「早速、お客様のようですわ…」
ギィィィィィィッ…
「ここかね?何でも欲しい物が揃うという妖幻館というのは?」
「左様で御座います、ご用件はなんでしょうか?」
60代後半の男性の方で知的で少々消毒臭いですけど。
「実は友人に必ず届けて欲しい物がある…だが住所が解らない上に生死も不明・・・せめてその友人の生死だけでも知りたいのだが。」
「その方の写真ありますか?」
男は1枚の古めかしい写真を差し出した。
「ではお預かりいたします、届けて欲しいものとかなんでしょうか?」
小さな容器と手紙があった。
「この二つを届ければ宜しいのですね?」
「本当にそんな事ができるのかね?」
「えぇ…それがお客様のご希望であれば…ではこの品物を届ける為に伝承鳩なんてどうでしょう?」
「伝承鳩?」
「今日は主人の漆黒様はおりませんの、代理の私が取り扱うのは『動物』ですので物を運ぶのは空を飛べる鳩がご都合が宜しいかと…それに私の扱うこの鳩は必ず品物をお届けする優秀な鳩なんですのよ?(ニコッ)」
「確かにそうかもしれん。」
「ではこの紙にご自分のお名前をご記入下さいませ。」

男性に1枚の紙と羽ペンを渡して、男性は自分の名前を書いた。

五反 里吉(ゴタン サトキチ)

(お名前を書いた紙が・・・私の目から見て灰色に変化しましたわ・・・)

男性に伝承鳩の羽を1本渡した。
「どんな時でもその羽を手放してはなりませんよ。」
「…解った。」
男性はかなり渋い顔をして妖幻館をあとにしました。

「動物とは人の心に敏感なんです、その後の彼の様子を拝見させて頂きますわ…うふふ…」


男性は1本の白い羽を見ながらとある病院の前まで来て病院に入る前にその白い羽を自分の財布の中に大事にしまった。
「五反先生…午後の検診の方お願いします。」
一人の看護婦が男性を見て言った。
「あぁ…そうだったね…すぐ行く。」
彼の職業は医者のようだった。目まぐるしい忙しさをやっと終え彼は自分の家に帰った。暗い部屋に電気をつけ1枚の写真を見て呟いた。
「井村…今頃どうしているだろうか…会って謝りたいが…君はどこにいるのだろう…」
それは数十年前に遡る…まだ二人ともヤンチャなガキの時代。
二人はいつも一緒に遊んでいた。二人とも何故か植物に興味を持ち、野山へ行っては植物を摘んで本に挟み大事に取っていた。
「これって躑躅(つつじ)?躑躅ってさーほらっこうやって摘み取ってその茎を吸うと甘い汁が出るんだ。」
「この蜜が美味いよね…」



躑躅


ある日、二人は些細な事で喧嘩をしてその日お互い頑固で謝る事もなく

・・・次の日・・・空襲を告げる意警報が鳴り響き・・・自分達が見慣れた風景が街が焼け野原になり・・・

それから二人は出会う事無く数十年の月日が流れて五反は何故その時に謝れなかったのか…ずっと後悔し続けていたのだ。五反そんな昔の出来事を思い出しながらオフで何となく町をフラフラと歩いている時だった…
ドカッ!
若い男が当たってきて…そのまま過ぎ去ってしまった…
「…全く最近の若者は…」
当たった肩をさすり自分の持っていた荷物を拾おうとした時…自分の荷物がない…

その荷物の中には自分の財布もあるのだ。
「ひったくり!ひったくりだ!誰か捕まえてくれ!!」
五反は慌てて追いかけるがもう姿も形も見えない。
「あの荷物の中には…大事な白い羽が!」
その時である…街にいた鳩が一斉にある場所に集まっている。

五反はそれを不思議に思い走って現場を見た。

驚いた事に鳩がさきほどの荷物をひったくった若者を突付きまくっていたのだ。
「いててててっ!!なんだこの鳩の群れは?!」
男はたまらず荷物を置いて逃げてしまった。五反は荷物の中の財布の中身を確認ちゃんと白羽があって安堵した。
五反は相変わらず忙しい毎日を送っていた。

ある日…郵便受けを見てみると1通の手紙があった。名前を見てみると井村からの物だった。

五反は慌てて手紙の中身を出し読み始めた。

五反 里吉様
今、私はアフリカのとある小さな村で医者をやっています。

この地は不衛生で満足な食事もなく最近は原因不明の伝性病が

流行って村事態が危険な状態にありました。
五反君が送ってくいれた小さな容器に入った「躑躅の蜜」のお陰で

この村の伝染病の特効薬が出来て1つの村を危機から救ってくれた。

有難う本当に感謝しています。

今度、日本に一時帰国するのでその時に会って話をしたい。

それでは五反君の再会を心待ちにしてます。


五反はその手紙を読み終えた後涙が止まらなかった。
約束の日…二人の数十年ぶりの友人との再会に五反の後悔もやっと消えるのであった。


パシャン…
水鏡が波をうちやがてまた波紋が収まった。
「彼の思いが伝承鳩を通じて奇跡を起こしたようですね。動物は人の心をいつも見抜いているのですよ。」
ボーンボーンボーン…
「柱時計が0時を示しましましたわ…それでは縁があれば御機嫌よう…」



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