あっぷるてぃー
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じゅうじどー なぎと

Author:じゅうじどー なぎと
誕生日:1月
血液型:O型
出身地:九州
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妖幻館 第六話 White Heart ~雪~ 前夜編

世界中皆が友達で仲良くなれますように。』


立派に飾られたクリスマスツリーに何故か七夕のように1つだけ願い事がぶら下がっていた。
「冬麻君、ツリーは七夕じゃないのよ?」
「ボク、プレゼントより願い事をサンタさんに叶えて欲しいんだ。」
病室の白いベッドの上で看護婦さんに笑顔で冬麻がそう答えた。

「ここは深い森の中にある妖幻館という館で私は館の管理をいたしております漆黒と申します、ここには貴方の欲しい物をなんでも取り揃えております。お金はいりません欲しい物があれば紙のハートの切り抜きを出して貰えれば…それだけでいいですから。」
…コンコンッ…
「おや?早速お客様がいらっしゃったようですね…」
ギィィィィィィッ…
「ここが妖幻館ですか…?」
随分とやせ細ったご老人が来ましたね。
「えぇ、そうですけど…?ご希望はなんでしょうか?」
「実は過去の記憶がなくて、それを思い出す方法がないかと思い尋ねたのですが…」
ご老人はカバンの中から何かを取り出そうとした。
「アナタの場合、ハートの切り抜きの提出は不要ですよ。もうすでに貰いましたので。」
「え?誰からですか…?」
「アナタを強く思う方からですよ。」
私は住所と地図を書いた紙をご老人に渡した。
「この場所でならアナタを待ち望む方がおられますので…そこへ行ってみて下さい。」
ご老人はその紙を見ると妖幻館を後にした。

「これから起こる出来事は視覚でなくアナタの心で感じて下さい。」


老人は地図を頼りに病院の前に来ていた。
「この病院でわしを待ち望む人がいると…?」
老人は半信半疑で病院の中へ入り受付の人に問いかけた。
「あの…とある方からの紹介で来たのじゃが…」
「貴方は三田 供朗さんですね?それじゃ案内させてもらいますね。」
三田はその人に案内され、少し大きなドアを開ける。
「ここは小児科で週に一度レクリエーションで三田さんの手品を楽しみにしていたのですよ。」
目の前には子供達が三田を見ていた。
「おじぃさん、早く手品を見せて~」
子供達が三田を見て騒ぐ。
「よしよし、今からおじぃさんが手品を見せるからね。」
三田の見せた手品はどれも驚かせるものばかり…一緒に付き添っている看護婦まで思わず歓声をあげるほど…三田の手品は素晴らしかった。
それから三田も子供達も週に一度のレクリエーションが楽しみで仕方がない…そこから仲良しになった子もいて三田はちょっとした子供のアイドルになっていた。
三田はいつものように手品を披露して、休憩室でお茶を飲んでいたところに…
「三田さんですよね?初めまして、私達は冬麻の両親です。三田さんにどうしても話しておきたい事がありまして…」
神妙な面持ちで三田を見ていた。
「なんでしょう?冬麻君の話でしたら是非聞いておきたいですな。」
冬麻の両親はお互い顔を見て頷くと、二人とも席に座り話だした。
「冬麻の病気は拡張型心筋症という心臓の病気で心臓の筋肉収縮力の血液を送り出すポンプ機能が落ちるという病気です。治療方法は心臓移植しかないけど、日本でやるのはほぼ不可能ですので海外でやるしかないのです。」
その後を父親が継いだ。
「…その為には膨大なお金がかかるので、私達で募金活動をしてなんとかしているのですが…」
突然、三田が立ち上がった。
「私もその募金活動に協力させてもらえますか?断っても協力します!」
冬麻の両親は驚いた表情で三田を見ていた。

それから三田の活動は始まった。
世間の手品ブームのお陰で三田に仕事が殺到。毎日忙しい日々を送っていた。そんな忙しいのにも関わらず週末のレクリエーションもかかさず来ていた。
そんなある日…
三田はツリーに1枚だけある紙が目に付きを手にとって読んでいた。
『世界中皆が友達で仲良くなれますように。七せ 冬ま』
「せ」と「ま」はまだ習っていない漢字なのかひらがなと漢字の混じった名前をかかれていた。
「おじぃさん…それね…ボクの願いなんだよ。」
三田の後ろに冬麻が立っていた。
「冬麻君はプレゼントでなく何故願いを…?」
「織姫や彦星よりもサンタさんの方が身近にいて願い叶えてくれそうだから…」
その時の冬麻の笑顔が彼の最後の姿だった。

White Heart ~雪~ 聖夜編へ続く





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